担当者が「自称○○」あるある

職業が「自称○○」という方
まれにいるかと思います。

自称・占い師
自称・ミュージシャン
etc・・・

以前勤めていた
WEBや雑誌などの広告を扱う会社で
「制作の○○です」と名乗る方がいたのですが
彼女は「自称・制作」でした。

WEBで経験があるのはCMSのみ
イラレ、フォトショは、私と会うまで開いた経験なし
という彼女が『~管理』とか『システム~』という肩書きなら驚きませんが『制作』と名乗るのは違和感。
以下は実際のやり取りや、聞かれたことです。

~あるある~

WEB
・ピンクとかオレンジと言って迷わせないようにと親切心からRGBで色を言ったら→「何ですかそれ?」
・「ここにタグ入れられますよ」→「何のことか全くわかりません」
・「firefoxでも確認してもらえますか」→「何ですかそれ?」

DTP
イラレの基本操作以下のことを毎日聞かれた
・文字色が赤の元テキストをイラレにコピペすれば赤になるのか?とか
・明朝で入れたかったら元テキストも明朝にしておかなきゃいけないの?とか・・・
・「この写真の縦横がこのスペースに収まらないんですけど」(「マスクかければ?」と言ったら)「マスクって何ですか?」

つまり元原稿が忠実じゃなきゃならないと思っているのか
・「日曜日を赤にするのを忘れたからさっきのエクセルファイル破棄してください。」(ちなみに、その元原稿メッチャ急いでました)
・「文字サイズを変え忘れたので、、、以下同文」・・・だから元原稿は文字情報が正しく早ければそれでいいですからっ
メール本文なり指示書きに「日曜日は赤にして、どこそこの文字サイズ下げて」とか書いてくれればいいですからっっ(涙)

・フォトショが入っていても画像加工は基本『ペイント』

彼女の仕事の内容を知ると
エクセルでエントリーシート(元原稿)を作成したりするのが主で、
WEBだとCMSで入力したり、
印刷ものは、在宅のDTPオペレーターみたいな人に流して指示したりする人でした。

エクセル作業のほかに
ムービーメーカーで静止画をくっつけてパラパラ漫画みたいな紹介動画を作成していました。

当時、動画はyoutube等の動画サイトはありましたが
何しろスマホが影も形もなかった。

私たちのようなweb系だとフラッシュがまだ主流の時代で、
ちゃんとした『ビデオ編集』をしてくれるところはありましたが、
そういった本格的なところは、もちろん費用も本格的。

誰もがスマホでちょちょいと加工してアップしたり、
youtubeのオンライン上で編集したりという時代ではなかったですし
ムービーメーカーは、確かに便利で重宝なソフトです。

しかし、、便利で重宝するとはいえ、
MSゴシックで書いたタイトルで、
写真を張り合わせたパラパラ漫画。
社内会議用やプレゼン用としてなどならまだしも
これで広報用制作物としてお金取っていいの?、、、って感じの代物だったので
正直とんでもない会社に入っちゃったなぁと思いました。

私はそれまでの仕事で、制作って=マックと思っていたので
(実際前の会社はマックしかなかった)
逆にムービーメーカーって何かも知らず

彼女がそのパラパラ漫画の担当だったから
自分のお客の仕事を依頼するのため、文字色をRGBで言ったら
まず「何ですかそれ?」と言われ。。
え、この人制作の人じゃないの?と、こっちがビックリ。

こういったwebや印刷を扱う広告業の会社で、一般の人が受け取る『制作』の人って
イラレやフォトショを扱っているDTPの人か、htmlの操作か
小規模のところだとその両方をしている人だと私は思いましたし
実際に、DTP制作会社の専門学校出て間もないっぽい若い子に
「○○さんって本当に何も知らないんですね」と嘲笑されたことがあるとのこと。

彼女本人が悪いわけではなく
イラレのこともHTMLのことも何も知識無く
パラパラ漫画を作ったり、CMSしか知らない、エクセルが精一杯の彼女に
『制作』という肩書きを与えた会社側も不思議。

イラレはともかく
HTMLってハローワークの職業訓練などにもあったりするので
経験はなくても知識だけは持っているという人もいます。
彼女はそんな知識のかけらすら一切無かった。

ただどうしてそんな「自称・制作」を名乗る勘違いが生まれたかというと
彼女はそれまで、エクセルも、ほとんど使えていなかったそうですが、
エクセルで項目を設定したり、そういう顧客シートの管理を彼女がやっていたので
エクセルの操作は人並みにこなせるようになっていて
その仕事(エクセルでの管理や入力)をその会社では『制作』と呼んでいた。

彼女のやっていることは、『データ管理』とか『システムオペレーター』とか立派で大切な仕事だと思うんですが
最初にこういう仕事が=制作と、インプットされてしまったんでしょうね。

その後いっしょに会社が変わって

彼女は自分の肩書きに制作と入れてほしいと言ってきましたが
私は
申し訳ないけど貴女を制作とするのは周囲から誤解を招く。
・お客から貴女に専門的な問い合わせがいったりして面倒なことになる。
・私もここでは営業もやらないとならないので、制作の人ではない。
・この会社では、制作の人は=在宅オペレーターの人たちを呼ぶ。
とストレートに伝えました。

お客から専門的な問い合わせがくるのは嫌だったようで納得してくれたようでした。

「自称・制作」を名乗る人は稀かもしれませんが
知ったかぶりをしてマックの圧縮ファイルをウィンドウズで開いて文字化けしたまま保存していたりする
そんな人とけっこう近いかもしれません。

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