派遣社員のメリット(その1)

40代後半から、派遣社員になりました。

学校を卒業して以来20年以上、それまでは、規模の小さな企業さんに正規雇用でいくつか勤めていました。

特に出産して仕事を再開してからは、子どものお迎えなどもあって時間が限られ、融通が利くという思いがあって、ずっと小さなところで、小さく働いてきました。

小さな子どもを育てながら仕事を再開した時の私のたった一つのポリシーは、好きなことをやろうということでした。

私には、幸いにも夫が居て、住むところと食べるものは、満たしてくれています。
それでも、私は、産後といわず、出産前から既に、社会に戻りたかった。
外へ出て働いていることが性に合っていたんだと思います。

仕事を再開して夫から言われたことはたった一つ「子どもが寂しい思いをしなければ(何をしていても良い)」。

好きなことなら、続けられる。
そうすれば、疲れていても、子どもの前で、イキイキとしていられる。
お母さんが外で嫌な思いをしてまで、働くのは、子どもにだけでなく私本人にとっても良くないと思いました。

小さな企業で正規雇用のメリットとデメリット

規模の小さいところですと、意見が通りやすいとか、休みや早退などの手順がスムーズなどのメリットがあると思います。
一人に言えば通じるというような。

一番のデメリットは、
どうしても、景気のあおりを直に受けたり、目の前のお金(売上)に左右されたり、一人が担わなければならない責任や負担も多くありました。
利益が一桁(1万円)どころか、千円でも取らないとならないのが当たり前でした。

小さな企業さんで正規雇用のメリット
・やりがい、達成感(自分で1から企画して担当してやり遂げることも可能)を感じやすい
・融通性

派遣を選んだ理由

最後に勤めていた企業さんをあまり思わしくない形で辞めることになった後、
漠然と、派遣っていいかも?と思いました。

派遣の経験はなかったのですが、ある職種を目指すのに派遣の方が求人が多いのかもと思ったことがきっかけです。

派遣の期限(最大3年)や、職に就くまでの経緯(面接ではなく面談)なども全く知りませんでした。

どうして、もう正規の社員を目指さなかったのか。
理由は、たった一つです。

夜から朝まで眠りたかったから。

最後に正規で勤めたところでは、会社に届くメールを帰宅後、夜中でも受けて対応しました。
よく「この担当者、いつ寝ているんだろう」という人がいると思いますが
私はまさにそういう人でした。

誰も私にそれを無理強いしたわけではありません。

それが、私に出来た会社への貢献だと思い込んでいたからです。
要するに「好き(自分の意志)で、買って出ていた」だけです。

そんな人でも会社にとって不要になるときは不要になる
身をもって体験しました。

これからは、大きな会社で小さく働こうと思いました。

派遣社員を雇うってそれなりの規模(私が勤めていたところと比べれば)です。

新卒でしか募集をしないようないわゆる大手の企業さんに、ある程度の年齢になってから入ることが可能なので、「そんなすごいところで働いてるの?」と言われることもしばしばです。

主婦の人や職場経験のない人には、わかりにくいらしいのですが、
例えばAという誰でも知っている大手企業に派遣として働く場合
派遣社員はそのAという企業の社員ではなく、職場がAです。

「スーパーでお惣菜を作っているマネキンさんみたいな感じ。勤務先はスーパーだけど、スーパーの社員ではない」というと何となくわかってもらえます。

当時高校生だったうちの子も
「おまえの母ちゃんってA社で働いてんの?そんな有名な会社で何やってるの?」と聞かれると
息子は「A企業を支える派遣社員」と答えていました。

派遣のメリット(その1)

・安定性(比較的大きな企業さんに勤めることが可能)
・専門性(与えられた職務だけをやれば良い)

自分の得意分野で、与えられたことだけをやっていれば良いって、有難いことだなって思いました。

続く

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